athome-hidenoriのブログ

自分の人生のありのまま綴り、自分が育ったふるさとへの思いを綴り、今の自分の思いを素直に綴ります。

わがふるさと 我が実家の瓦屋根①


瓦の修理は慎重に①

我が実家の瓦の屋根は、所々傷みがあり、雨漏りがしていました。そこで、年老いた両親は、近くの元大工さんに依頼して、昨年数十万円を掛けて職人と言われる3人ほどが作業にあたってもらい、雨漏りを修理しました。しかし、今月私が家の掃除をしていた際、「お袋、ここ雨漏りしてるんじゃないの?」、母曰く「去年、修理してもらったばかりなのに・・・」、その後、母がその元大工に連絡し、現場を確認してもらったら、その現場を見るなり「ほんとだ、雨漏りしてるねえ」、と独り言を言ってそのまま帰ってしまったそうです。父も母も昔からその元大工にいろいろ相談していたのですが、もう2度と連絡しない、と悲しそうにその天井を見上げていました。


瓦の修理は慎重に②

そこで、私の建築屋の友人に、その超無責任な元大工の屋根の修理の件を相談しました。その友人は「自分が知っている瓦屋を紹介するよ」と言ってくれたので、早速紹介してもらい、その日のうちにその瓦屋が家に来てくれました。ちょうど近くで仕事に来ていたようでした。


早速、家の屋根に上り、雨漏りの問題箇所と思われる場所を確認してもらいましたが、その瓦屋曰く、「この際、全部瓦を張り直した方がいいですよ」と言うのです。更に「その方が安心ですよ、今の瓦は随分傷んでいるので」。こう言われると、「そうなんだなあ」とついつい信じてしまうものです。


瓦の修理は慎重に③

そこで、見積もりをお願いすることにしました。その瓦屋は帰り際に「安くしておきますから」と挨拶してくれたので、楽しみにしていました。っが、数日後、友人から渡された?百万円の見積もりを見た瞬間、ひっくり返るくらいビック入りしました。常識を遙かに超える金額に愕然としました。その友人からは、「高い見積もりだったので、渡そうか迷った」と。


その後、友人からはその瓦屋とのやり取りを聞かされました。友人が「この見積もりは高すぎるよ」と言ったら、その瓦屋は「なら?十万引きますよ」と言ったそうです。その具体的な数字は書けませんが、はらわたが煮えくりかえる気持ちと、恐怖を感じました。古い家々が並ぶ田舎には、やはり高齢者が多く、こういった業者に泣かされるご家庭が多いのでは、と胸が痛みます。我が家は2度目の瓦の修理被害にあうところでした。
瓦修理や外壁塗装等には十分気をつけなければと、改めて実感しました。