athome-hidenoriのブログ

自分の人生のありのまま綴り、自分が育ったふるさとへの思いを綴り、今の自分の思いを素直に綴ります。

中学校時代の思い出④

返事は30年後

悩みに悩んで、考えに考えた末、ようやくその女子生徒に伝えた私の切ない想いは、結局その後、まったく反応はありませんでした。
ただ、その女子生徒とはその後まったく話をする機会が無かったわけでなく、普通に話しかけられ、私は普通以上に緊張し丁寧に返事をしていました。ただその女子生徒とはただの同級生で、それ以上でもなし、それ以下でもなしといった関係のまま・・・時は流れて行きました。


約30年後に野間中学校卒業生の同窓会がありました。久しぶりに再会した同期の卒業生の中に、その女子生徒がいました。その女子生徒からは開講一番、「あの時さ、ちゃんと返事しなくて悪かったねえ、まだ大事にしまってあるよ」と笑顔で、しかも他に大勢の同級生がいる前で。
その瞬間の私は「あのさ・・・、勘弁してくれよ、今頃~、こんなとこでさ」っと額に汗して、精一杯のつくり笑顔で、ちょっとおどけて返事をした私を覚えています。これはまだ最近の話となりますが。
お互い、ずいぶん齢をとったのですが、私にとってのその女子生徒は、昔のままでした。

その女子生徒はソフトボール部では今イチだったけど、

確か、その女子生徒はソフトボール部に入部していたように記憶しています。
その女子生徒はソフトボールが下手ではなかったのですが、決して上手でもなかったように覚えています。その女子生徒の練習中のボールさばきを見て、「違うよ、こうだよ」っと、教えてあげたくなったことも思い出しました。今イチのプレイが目立つ女子生徒でしたが、やはり他の女子生徒とは違い、私にとってはキラリと光り、胸キュンの存在でした。

私の強みは強肩

私は強肩を認められて主に投手で起用されていました。投手の出番がないときは3塁手として試合に出ていました。ある日、他校の野球部との練習試合がありました、もしかしたら公式戦だったかも。


試合開始前の練習で、グランドを軽く走っていた際、そのルートには、もちろん女子のソフトボール部の横も走ることになります。私はその女子生徒がいるという思いだけで、その近辺を緊張して走り過ぎたのを覚えています。
試合の勝負に緊張するはずの私は、その試合よりも、その女子生徒が観戦している、といった思いの方が緊張していたのです。


次回は、試合結果は如何に・・・