athome-hidenoriのブログ

自分の人生のありのまま綴り、自分が育ったふるさとへの思いを綴り、今の自分の思いを素直に綴ります。

高校生時代の思い出⑦

無事に予選通過も・・・

私が三投目に投げた後の周囲のどよめきに、正直ビックリしました。周囲を良く見渡すと、やり投げや円盤投げそしてハンマー投げなど投てき種目が始まると、他の種目の選手達は、危ないので一旦プレーを中断するのです。その瞬間、投てきの選手はどうしても注目を浴びることとなるのです。

私の助走なしの三投目は見事に三位以内に入り、無事に予選を通過しましたが、その後の決勝での三投は残念ながらいずれも、私自身の記録更新はなリませんでした。


ただ、私が投げるたびに、盛り上がっていたのを覚えています。とにかく私は注目を浴びていたので、その分余分な力が入りすぎていました。私が投げた三投はいずれもやりは、勢いよく飛び出したものの、まるでそのやりが生きた魚のように空中で激しくブレて大暴れするので、すぐに勢いをなくし地面に真っ逆さまに落ちて刺さるのです。私の投法はもはややり投げではなく、まさに野球の遠投になっていました。^^;

週明けの朝礼は最高!

高校では、週明けに必ず校庭で朝の朝礼がありました。その朝礼では、前週までに行われた公式試合で優秀な成績をあげた選手を一人一人名前を呼ばれ、全生徒の前に出て、校長から賞状を受け取るのです。


陸上部に入る前は、確かに表彰されているのは見ていましたが、まさか私自身が呼ばれるとは思っていませんでした。私は初めての公式戦で3位となっていた為、初めて自分の名前が呼ばれたのですが、同じクラスの生徒らは「えっ、なんで?」といった感じで私の方を驚いた表情で見送っていたので、とにかく快感でした。まるでヒーローになった気分でした。


その後の地区大会では優勝はなかったものの、2位や3位で何度か表彰されました。しかしさすがに県大会では予選通過とはなりませんでした。やはり、基本が出来ていなければ、力業だけではやりは伸びません。遠くへ投げるは似て非なるものなのでした。