athome-hidenoriのブログ

自分の人生のありのまま綴り、自分が育ったふるさとへの思いを綴り、今の自分の思いを素直に綴ります。

高校生時代の思い出③

高校生活、初の赤点

高校1年生の1学期の成績は、非常に悪かったのを覚えています。このままの成績では進級ができない、と注意を受けていました。なので、体力的に限界を感じていた私の場合は硬式野球部を退部しました。当然、野球部で活躍し、勉強の方も立派な成績を上げている生徒は大勢いたと思いますが、私の場合は両道は無理でした。

気になるスポーツ

その後、しばらくの間は、とにかく勉強の遅れを少しでも取り戻すべく、2学期以降は普通に勉強に取り組んでいたので、その後はさすがに赤点をとるようなことはなくなりました。ただ、当時の私は高校生活に何か物足りなさを感じていました。


私は部活に参加しない帰宅組の数人とともに、たまにグランド近くの土手に座って雑談していました。そんなとき、ちょっと気になりだしたスポーツがありました。陸上部の投てき種目の一つ、やり投げでです。やり投げを練習する生徒が助走して、2メートル近いアルミの棒を投げた瞬間、やりが数十メートル先にとび、たまにグランドに刺さるのでした。その生徒がやりを投げる姿はまるで原住民のような姿に見えまたのを覚えていますが、その距離はあまり出ていなかったように思いました。

心地よい感触

気になりだした私は、帰宅組が帰った後もその場に残ることがありました。やり投げの練習は通常、グランドに人がいる場合、危険ですので、その際は人の少ない土手に向かって投げ込みの練習をします。ある日、近くの土手に座ってその様子を見ていた私にその生徒が近づいてきて、「投げてみる?」と言ってくれたので、私は思わず一つ返事で、制服のまま、持ち方を教えてもらい、早速投げてみました。そのやりの勢いに、その生徒は「お~、凄いなあ!」とビックリした様子でした。私はその時なんとも言えない快感を覚えていました。